「陰ヨガって普通のヨガと何が違うの?」「リラックスできるって聞くけれど、具体的にはどうやるの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
陰ヨガは、一つのポーズを3〜5分間じっくりキープする、とことんスローなスタイルのヨガです。筋肉ではなく、関節まわりの結合組織(筋膜・靭帯・腱)にアプローチするのが最大の特徴で、深いリラックス効果が期待できます。
この記事では、陰ヨガの効果からやり方の基本ルール、初心者でもできるおすすめポーズ10選までまるごと解説します。ゆっくり、じっくり、身体の奥からほぐしていく感覚をぜひ味わってみてください。

🐢 ナビ助のおすすめ!
ホットヨガ、どこで始めるか決まってる?

- ✅ 全国に店舗があり、通いやすい場所を選びやすい
- ✅ 初心者向けのプログラムが用意されている
- ✅ 体験レッスンから始められる
- ✅ 受講したい時間帯で予約を取る形式
※体験レッスンの内容・料金は公式サイトでご確認ください
⭐おすすめ記事
ホットヨガのスタジオ選びで迷ったら、こちらもどうぞ。

🧘 ヨガとあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください
陰ヨガとは?通常のヨガとの違い
まず「陰ヨガ」とは何なのか、通常のヨガとの違いを整理します。ヨガには大きく分けて「陽」のヨガと「陰」のヨガがあります。
| 項目 | 陽のヨガ(ヴィンヤサ等) | 陰ヨガ |
|---|---|---|
| 動きのスピード | 流れるように動く | ほぼ動かない |
| キープ時間 | 数呼吸〜30秒 | 3〜5分(上級者は7分以上) |
| ターゲット | 筋肉 | 結合組織(筋膜・靭帯) |
| 運動強度 | 中〜高 | 低 |
| 発汗 | 汗をかく | ほぼかかない |
| 精神面 | 集中・活力 | リラックス・内省 |
陰ヨガは1970年代にアメリカのPaulie Zink氏が体系化し、その後Paul Grilley氏やSarah Powers氏によって世界に広められたスタイルです。中国医学の経絡(けいらく)理論の影響も受けており、身体のエネルギーの流れを整える効果もあるとされています。
「動かないヨガ」と聞くと簡単そうに思えるかもしれませんが、3〜5分間じっと同じポーズを保つのは、実はかなりの集中力を必要とします。その分、終わった後のスッキリ感は格別です。
陰ヨガの効果7つ


1. 筋膜リリース効果
長時間のキープによって、筋肉を包む「筋膜」がゆっくりほぐれていきます。マッサージガンやフォームローラーで行うような筋膜リリースを、ポーズの力だけで実現できるのは陰ヨガならではの魅力です。
道具を併用したい方は、フォームローラーを1本持っておくと陰ヨガの前後に取り入れやすくなります。凹凸の強さで感触が変わるので、レビューを見比べて選ぶ方が多いアイテムです。
2. 関節の柔軟性が向上する
通常のストレッチでは届かない、関節まわりの深い結合組織にアプローチできます。長期的に続けると、関節の可動域が明らかに広がっていくのを実感できるでしょう。
3. 深いリラックス効果
ゆっくりした動きと長い呼吸によって副交感神経が優位になります。就寝前に行うと睡眠の質が格段に上がるため、眠りの浅さに悩んでいる方にもおすすめです。
4. ストレス・不安の軽減
陰ヨガ中は「今この瞬間」の身体の感覚に意識を集中させます。日常の悩みやストレスから一時的に離れることができ、マインドフルネス瞑想に近い効果が期待できます。
5. 血行促進・むくみ解消
長時間ポーズをキープした後、解放したときに血液がドッと流れ込みます。このメカニズムによって血行が促進され、むくみの解消にもつながります。
6. 自律神経のバランスが整う
ゆっくりとした深い呼吸は自律神経のバランスを整える効果があることが知られています。陰ヨガは呼吸と静止が基本であるため、自律神経の調整に非常に適しています。
7. 瞑想の練習になる
3〜5分間じっとしていること自体が、瞑想のトレーニングです。「何もしない」ことに慣れることで、日常の精神的な安定にもつながっていきます。


陰ヨガのやり方|基本ルール3つ


陰ヨガには守るべき3つの基本ルールがあります。通常のヨガとは考え方が異なる部分があるため、しっかり押さえておきましょう。
ルール1:適切な深さを見つける
ポーズに入ったら、「痛気持ちいい」くらいの深さで止めます。通常のヨガと違い、限界まで伸ばす必要はありません。70〜80%くらいの強度でキープするのがコツです。無理をすると逆効果になるため、「もう少しいけそう」くらいの位置で十分です。
ルール2:動かない
ポーズに入ったら、基本的に動きません。微調整は構いませんが、ぐらぐら動いたりポーズを深めたりしないようにしましょう。「そのまま静止する」のがポイントです。じっとしていることで結合組織に持続的な負荷がかかり、ゆっくりとほぐれていきます。
ルール3:長くキープする
初心者は3分、慣れてきたら5分のキープを目指しましょう。タイマーを使うのがおすすめです。体感では3分でも「かなり長い」と感じるかもしれませんが、その「長さ」こそが陰ヨガの醍醐味です。
スマホのタイマーでも足りますが、通知が気になる方は専用のタイマーを枕元に置いておくほうが集中を切らさずに済みます。横になったまま見える大きな表示のものが選ばれています。
陰ヨガおすすめポーズ10選|初心者向けやり方解説


1. バタフライ(合蹠前屈)
座った状態で足の裏を合わせ、ゆっくり前に倒れます。足はなるべく身体から離した位置に置くと、内ももと股関節がじんわり伸びます。背中を丸めてOKです。3〜5分キープしましょう。
2. キャタピラー(長座前屈)
足を前に伸ばして座り、ゆっくり前に倒れます。背中は丸めて構いません。太もも裏と背中全体にストレッチが入ります。3〜5分キープします。
3. ドラゴン(ローランジ)
片足を前に出してランジの姿勢をとります。後ろ足の膝を床について、上半身をリラックスさせましょう。股関節の前面が深く伸びるのを感じられます。左右各3〜5分。
4. スワン(鳩のポーズ)
片足を前に曲げて、後ろ足はまっすぐ伸ばします。上半身を前に倒してリラックスします。お尻の筋肉と股関節まわりの結合組織に深くアプローチできるポーズです。左右各3〜5分。
5. スフィンクス
うつ伏せの状態で、前腕を床について上半身を軽く起こします。腰の反りが入ることで、腰椎まわりの結合組織がストレッチされます。3〜5分キープします。


6. シール
スフィンクスの発展版です。手のひらを床について腕を伸ばし、より深く上半身を反らせます。腰に痛みがある方は無理せず、スフィンクスにとどめてください。3〜5分。
7. ツイスト(仰向けねじり)
仰向けに寝て両膝を立て、膝を片側に倒します。肩は床につけたままキープしましょう。脊柱まわりの結合組織に効果的なポーズです。左右各3〜5分。
8. サドル(仰向けの英雄座)
正座の状態から後ろに倒れていきます。太もも前面と腹部が深くストレッチされます。膝に不安がある方はクッションを使って負荷を軽減してください。3〜5分。
このとき使うクッションとして、ヨガ専用のボルスターを用意する方もいます。背中や膝の下に入れて体を預けられる硬さで、サドルやスワンのように深く倒れるポーズで使われています。
9. バナナ(三日月のポーズ仰向け版)
仰向けに寝て、身体をバナナのように横にカーブさせます。体側がしっかり伸びて気持ちのよいポーズです。左右各3〜5分。
10. レッグス・アップ・ザ・ウォール
壁に向かって仰向けに寝て、両足を壁に立てかけます。むくみ解消と深いリラックスが同時にできる、締めくくりに最適なポーズです。5分キープしましょう。
陰ヨガの注意点
- ウォームアップなしでOK:陰ヨガは筋肉が冷えた状態で行う方が、結合組織にアプローチしやすいとされています
- 痛みは絶対NG:「痛気持ちいい」はOKですが、「痛い」はNG。痛みを感じたらポーズの深さを浅くしてください
- プロップスを活用する:ボルスター、ブロック、ブランケットなどの補助具を使うと快適にキープできます
- 妊娠中・ケガがある方は医師に相談を:特に股関節や膝にケガがある方は、無理なポーズを避けてください
プロップスの中でも最初に用意する方が多いのがブロックです。床に手が届かないときに間に挟むだけで、ポーズの深さを自分で調整できるようになります。
柔軟性を上げるポーズをもっと知りたい方は以下の記事も参考にしてください。



陰ヨガのおすすめシークエンス(45分フルクラス)
時間がある日は、以下のシークエンスで本格的な陰ヨガセッションを楽しんでみてください。
- バタフライ(5分)
- キャタピラー(5分)
- ドラゴン 右(5分)
- ドラゴン 左(5分)
- スワン 右(5分)
- スワン 左(5分)
- スフィンクス(5分)
- ツイスト 左右(5分)
- シャヴァーサナ(5分)
45分となると床に接している時間もかなり長くなります。厚みのあるマットを敷いておくと、骨が当たる感じが気にならず最後まで落ち着いて過ごせます。
全体で45分のフルクラスです。終わった後には、身体の奥から軽くなったような独特のスッキリ感を味わえるはずです。ヨガの種類全体を比較したい方は以下の記事もおすすめです。



よくある質問(FAQ)
Q. 陰ヨガだけで痩せますか?
A. 陰ヨガ単体でのカロリー消費は少ないです。ただし、ストレスホルモン(コルチゾール)の低下やむくみ解消を通じて、間接的にダイエットをサポートしてくれます。痩せることを目的にする場合は、有酸素運動と組み合わせるのがおすすめです。
Q. 毎日やっても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。ただし、同じ部位を毎日深くストレッチし続けるのは避けた方がよいでしょう。日によってフォーカスする部位を変えるのがおすすめです。
Q. 身体が硬くてもできますか?
A. できます。むしろ身体が硬い方にこそおすすめです。プロップス(補助具)を使えば、自分に合った深さで無理なくポーズが取れます。
Q. どのタイミングで行うのがベストですか?
A. 就寝前や休日のリラックスタイムが最適です。筋肉が温まっていない状態の方が結合組織に効きやすいため、朝起きてすぐや運動前に行うのも効果的です。


まとめ
陰ヨガは、忙しい現代人にこそ必要な「何もしない」を練習するヨガです。
3分間じっとしているだけなのに、終わった後の身体のスッキリ感は通常のヨガとはまた違った深さがあります。筋膜や関節まわりの深い部分からほぐれていく感覚を、ぜひ体験してみてください。
まずはバタフライとキャタピラーの2ポーズから始めましょう。10分もあれば、陰ヨガの心地よさが十分にわかるはずです。
ヨガを含む統合医療の有効性については日本統合医療学会の情報が参考になります。ストレッチの基本については厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレッチングの実際」(現在は厚生労働省 健康日本21アクション支援システムに統合)もあわせてご覧ください。
📦 この記事で紹介した商品
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。効果には個人差があります。持病やケガがある方は医師にご相談ください。
⭐おすすめ記事
ホットヨガのスタジオ選びで迷ったら、こちらもどうぞ。



🐢 ナビ助のおすすめ!
ホットヨガ、どこで始めるか決まってる?

- ✅ 全国に店舗があり、通いやすい場所を選びやすい
- ✅ 初心者向けのプログラムが用意されている
- ✅ 体験レッスンから始められる
- ✅ 受講したい時間帯で予約を取る形式
※体験レッスンの内容・料金は公式サイトでご確認ください
🧘 ヨガとあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください


