「妊娠したけどヨガは続けていいの?」「いつまでやっていいの?」と悩んでいる妊婦さんは多いのではないでしょうか。
結論から言うと、医師の許可があれば妊娠初期から出産直前までヨガを続けることは可能です。ただし、時期によってできるポーズと避けるべきポーズが異なりますので、正しい知識を持って実践することが大切です。
この記事では、妊娠時期別のヨガの取り組み方、おすすめのポーズ、絶対に避けるべきポーズ、注意点まで詳しく解説します。お腹の赤ちゃんと自分自身の安全を守りながら、マタニティヨガを楽しむための完全ガイドです。

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妊娠中のヨガ、いつまでOK?
妊娠中の体は日々変化していくため、「昨日できたことが今日はキツい」ということも珍しくありません。自分の体の声をよく聞いて、無理のない範囲で楽しむのが一番大切です。
基本的な目安としては、以下のようになります。
- 妊娠初期(〜15週):軽いストレッチと呼吸法程度にとどめる
- 妊娠中期(16〜27週):マタニティヨガを始めるベストタイミング
- 妊娠後期(28週〜):座位のポーズと呼吸法を中心に継続可能
いずれの時期も、必ず主治医の許可を得てからスタートしてください。切迫流産や前置胎盤など、運動を制限すべき状態がある場合はヨガを控える必要があります。
妊娠時期別ヨガガイド
妊娠初期(〜15週)
この時期は最も慎重になるべき期間です。流産のリスクが高い時期ですので、激しい運動は避けるのが賢明です。
- つわりがひどい場合は無理にやらないこと
- 軽いストレッチと呼吸法程度にとどめるのがおすすめです
- ホットヨガは絶対NG(体温上昇が胎児に影響する可能性があります)
- 必ず産婦人科医に相談してからスタートしてください
つわりで気分が悪い日は、ベッドの上で深呼吸するだけでも十分です。無理は禁物です。
妊娠中期(16〜27週)
安定期に入ったこの時期がマタニティヨガを始めるベストタイミングです。つわりも落ち着いて、体も動かしやすくなってきます。
- マタニティヨガクラスに参加するのがおすすめです
- お腹が大きくなるにつれてポーズの修正が必要になります
- 立ちポーズはバランスに注意してください
- 仰向けのポーズは短時間にしましょう(大静脈圧迫を避けるため)
この時期はマタニティクラスに参加すると、同じ境遇のママ友ができることもあります。心強い仲間がいると、出産への不安も和らぐでしょう。
妊娠後期(28週〜)
お腹がかなり大きくなる時期です。できるポーズは限られてきますが、呼吸法とリラクゼーション系のヨガは出産直前まで続けられます。
- 座位のポーズと呼吸法が中心になります
- 骨盤底筋群を意識したポーズが出産準備に効果的です
- リラックス系のヨガで出産への不安を和らげましょう
- お腹が張ったらすぐに休むことが大事です
後期は特に呼吸法が大切な時期です。出産のときにも役立つ呼吸法を、この時期にしっかり練習しておくとよいでしょう。

妊娠中におすすめのヨガポーズ
猫と牛のポーズ(安定期以降)
四つん這いで背中を丸めたり反らしたりするポーズです。腰痛緩和に効果的で、妊娠中の腰痛対策として産婦人科医もおすすめすることが多いポーズです。ゆっくり呼吸に合わせて動かすと、背中全体がほぐれて気持ちがよくなります。
安楽座での呼吸法(全期間OK)
あぐらをかいて座り、深い腹式呼吸を行います。リラックス効果が高く、出産時の呼吸法の練習にもなります。お腹の赤ちゃんに酸素を届けるイメージで、深くゆっくり呼吸してみてください。
スクワットポーズ(安定期以降)
足を腰幅以上に開いて、ゆっくり腰を落とすポーズです。骨盤底筋群を鍛えて、出産に必要な筋力をつけることができます。壁を背にしたり、椅子に手をかけたりしてサポートしましょう。無理に深く沈む必要はありません。
横向きのリラックスポーズ(全期間OK)
左側を下にして横たわり、膝の間にクッションを挟むポーズです。仰向けが苦しくなった後期のリラクゼーションに最適です。シャヴァーサナの代わりに使えます。枕やブランケットを使って、自分が一番楽な体勢を見つけてみてください。
蝶のポーズ(安定期以降)
座って足の裏を合わせ、膝を外に開くポーズです。股関節の柔軟性を高めて、出産を楽にする効果が期待できます。膝は無理に押し下げなくてOKです。重力に任せてゆっくり開いていきましょう。
妊娠中に絶対避けるべきポーズ
- うつ伏せのポーズ:お腹を圧迫するためNG(コブラのポーズ、バッタのポーズなど)
- 強いねじりのポーズ:お腹を強くねじる動きは避けてください
- 逆転のポーズ:頭が下になるポーズは危険です(ヘッドスタンド、肩立ちなど)
- 激しいジャンプ:太陽礼拝のジャンプバックなどは絶対NGです
- 深い後屈:お腹を大きく反らすポーズも避けましょう(弓のポーズなど)
- 長時間の仰向け:妊娠中期以降は大静脈を圧迫する可能性があります
迷ったら「そのポーズはやらない」と判断するのが安全です。赤ちゃんとお母さんの安全が何より最優先です。
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ホットヨガは妊娠中NG
これは絶対に覚えておいてください。妊娠中のホットヨガは全期間通してNGです。高温環境での運動は体温を過度に上昇させ、胎児の発育に影響を与える可能性があります。
常温のヨガクラス、特にマタニティ専用クラスを選びましょう。マタニティクラスならインストラクターが妊婦さんの体に配慮した指導をしてくれるので、安心して参加できます。
マタニティヨガのメリット
- 腰痛の緩和:妊娠中の腰痛対策として最も効果的な運動の一つです
- むくみの改善:血行促進でむくみを軽減してくれます
- 出産への体力づくり:骨盤底筋群と下半身を鍛えて出産に備えられます
- 呼吸法の習得:出産時のいきみ方・リラックス法の練習になります
- 精神的な安定:出産への不安を和らげてくれます
- 体重管理:適度な運動で過度な体重増加を防げます
- 睡眠の質向上:不眠になりやすい妊娠後期に特に効果的です
出産は体力勝負でもあります。マタニティヨガで体と心の両方を整えておくと、出産当日の余裕が全然違ってくるでしょう。
マタニティヨガを始めるときの注意点
- 必ず医師の許可を得る:切迫流産や前置胎盤など、運動を制限すべき状態があります
- マタニティ専用クラスを選ぶ:通常クラスではリスクがあります
- 体調が悪い日は休む:「今日はやめておこう」の判断が大事です
- 水分をこまめに摂る:脱水は子宮収縮を引き起こす可能性があります
- お腹が張ったらすぐ中止:張りが続くなら受診してください
「ちょっとでもおかしいな」と感じたら、迷わずお休みしましょう。ヨガはいつでもまたできますが、お腹の赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。

まとめ
妊娠中のヨガは、医師の許可があれば初期から出産直前まで続けられます。ただし、時期に応じた適切なポーズ選びと、無理をしない姿勢が大切です。
マタニティ専用のクラスなら、安心して参加できます。同じ時期のプレママさんとの交流も楽しみの一つでしょう。赤ちゃんのためにも自分のためにも、安全に楽しくヨガを続けてください。
出産後の産後ヨガもありますので、ヨガの習慣を妊娠中から身につけておくと、産後の回復にも役立ちます。長い目で見て、ヨガを生活の一部にしていけるとよいでしょう。
妊娠中の運動については、日本産科婦人科学会のガイドラインを参考にしてください。マタニティヨガの安全基準については、全米ヨガアライアンスの情報もチェックしてみてください。妊娠・出産の総合情報は、厚生労働省の母子保健情報が参考になります。
※この記事は一般的な情報であり、医療アドバイスではありません。妊娠中のヨガは必ず主治医の許可を得てから始めてください。
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