自宅でヨガをするとき、BGMをかけていますか? 実は音楽はヨガの効果をさらに高めてくれるパートナーです。適切な音楽を選ぶことでリラックスが深まったり、集中力が増したり、ポーズへの没入感が高まったりします。
ただし、ヨガに合う音楽には選び方のコツがあります。この記事では、ヨガのスタイルや目的別におすすめの音楽ジャンルとプレイリストの選び方を紹介します。

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ヨガに音楽を取り入れるメリット
リラクゼーションが深まる
穏やかな音楽は副交感神経を刺激し、体の力がふわっと抜けてリラックスモードに入りやすくなります。特にシャヴァーサナ(屍のポーズ)のとき、心地よい音楽があると眠りに近い深いリラクゼーションが得られます。
雑念が減って集中しやすい
自宅でヨガをしていると、外の音や家族の声が気になることがありますよね。BGMを流すことで余計な音が遮断され、ヨガに集中しやすい環境が作れます。
モチベーションが上がる
パワーヨガやヴィンヤサヨガなどアクティブなスタイルでは、テンポのある音楽がモチベーションを高めてくれます。音楽のリズムに合わせて動くことで、自然と体が動き出す感覚を楽しめます。
ヨガのスタイル別おすすめBGMジャンル
ハタヨガ・陰ヨガ向け:ヒーリングミュージック
ゆったりとしたペースで行うハタヨガや陰ヨガには、シンプルなピアノ曲やヒーリングミュージックが合います。余計な情報がないインストゥルメンタル(歌なし)の曲を選ぶと、呼吸に集中しやすくなります。
ヴィンヤサヨガ・パワーヨガ向け:チルアウト・アンビエント
流れるように動くヴィンヤサヨガには、程よいテンポ感のあるチルアウトミュージックやアンビエントが向いています。BPM(テンポ)は70〜100程度が動きやすいペースです。
リストラティブヨガ向け:自然音・環境音楽
究極のリラックスヨガであるリストラティブヨガには、鳥のさえずり、川のせせらぎ、雨音などの自然音がぴったりです。人工的なメロディよりも、自然の音に包まれるほうが深いリラクゼーションに入りやすくなります。
瞑想向け:マントラ音楽・シンギングボウル
瞑想にはマントラ(聖なる言葉を唱える音楽)やシンギングボウルの響きが伝統的に使われてきました。深い振動音が脳波をアルファ波やシータ波に導き、瞑想状態に入りやすくしてくれます。ティンシャ(チベタンベル)の音が入った楽曲もおすすめです。
録音された音源だけでなく、シンギングボウルを自分で鳴らして練習の始まりと終わりの合図にする方も増えています。1つあると瞑想の時間に区切りをつけやすくなります。

プレイリストの探し方
音楽配信サービスで探す
SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスでは、「yoga」「meditation」「healing」などのキーワードで検索すると、多数のプレイリストが見つかります。まずは試聴してみて、自分の好みに合うものを探してみましょう。
- Spotifyで「yoga BGM」「yoga flow」と検索するとヨガ向けプレイリストが多数ヒット
- Apple Musicの「フィットネス」カテゴリにもヨガ向けプレイリストあり
- YouTubeで「yoga music 60 min」と検索すれば、レッスン用の長尺BGMが見つかる
ヨガ専用BGMアルバムを使う
「ヨガミュージック」「ヒーリングヨガ」などのタイトルがついた専用アルバムも多数リリースされています。これらはヨガのレッスンに合わせた構成になっているため、1枚流しっぱなしにするだけでOKという手軽さがあります。
通信環境に左右されず、広告も入らないので、練習の途中で音が途切れないのも利点です。収録時間と曲の傾向を確認して選んでみてください。
おすすめアーティスト
- MC YOGI:ヨギー兼ラッパーというユニークな経歴を持つアーティスト。ヨガに適した音楽を多数リリース
- Deva Premal:マントラミュージックの代表的なアーティスト。瞑想やリラックスヨガにぴったり
- Krishna Das:キルタン(歌う瞑想)の第一人者。ヨガスタジオでもよく使われる
ヨガ中の音楽で気をつけたいこと
音量は控えめに
音楽はあくまで「背景」です。大きすぎると呼吸の音が聞こえなくなり、ヨガの本質から外れてしまいます。インストラクターの声や自分の呼吸がしっかり聞こえる程度の音量がベストです。
スマホのスピーカーだと音量を絞ったときに音がつぶれて聞き取りづらくなります。小型のBluetoothスピーカーを部屋の隅に置くと、小さな音量でも空間に自然に広がります。汗や湿気が気になる方は防水対応のものが安心です。
歌詞入りの曲は避けるのが無難
歌詞がある曲は、意味を追ってしまい集中が途切れやすくなります。特に日本語の歌詞は内容が入ってきやすいため、ヨガ中はインストゥルメンタルか、サンスクリット語のマントラ曲が向いています。
途中で曲が途切れないようにする
ポーズの最中に曲が終わって無音になると、急に現実に引き戻される感覚があります。プレイリストの長さはヨガの練習時間よりも少し長めに設定しておくと安心です。

好きな音楽をかけて一人で練習していると、ポーズの形が合っているか分かりづらいこともあります。オンラインヨガのSOELU(ソエル)なら、自宅にいるまま講師のレッスンを受けられます。

よくある質問(Q&A)
Q. ヨガは無音でやるべき?音楽あり?
どちらでも構いません。伝統的なヨガでは静寂の中で行うことが重視されますが、自宅ヨガでは音楽があったほうが集中しやすいという方も多いです。自分に合うスタイルを選びましょう。
Q. ヨガスタジオではどんな音楽が流れている?
スタジオやインストラクターによって異なりますが、マントラ系やヒーリング系の音楽が多い傾向です。インストラクターのこだわりが出やすいポイントでもあります。
Q. テンポの速い音楽はヨガに合わない?
リラックス系のヨガには合いませんが、パワーヨガやダンスヨガなどアクティブなスタイルでは、テンポのある音楽が効果的に使われることもあります。
シーン別おすすめBGMセレクション
朝ヨガにおすすめのBGM
朝のヨガには、静かな中にも穏やかなエネルギーを感じる音楽がぴったりです。アコースティックギターやピアノのソロ曲、小鳥のさえずりを取り入れた自然音楽などがおすすめです。目覚めたばかりの体にスッと入ってくるような、押しつけがましくない音楽を選びましょう。
昼休みのリフレッシュヨガにおすすめのBGM
仕事の合間のヨガには、集中力を取り戻してくれるような音楽が適しています。ローファイヒップホップやアンビエントミュージックなど、テンポは穏やかだけど適度な心地よさがある音楽がちょうどいいです。
職場の休憩スペースや共有の部屋で行う場合は、スピーカーではなくワイヤレスイヤホンを使う方が多いです。ずれにくい形状のスポーツ向けタイプなら、ポーズの途中で外れる心配も減ります。
夜のリラックスヨガにおすすめのBGM
就寝前のヨガには、副交感神経を優位にしてくれる穏やかな音楽を選びましょう。シンギングボウルの倍音、波の音、静かなピアノ曲などが最適です。BPMは60以下(心拍数に近いテンポ)を目安にすると、体が自然とリラックスモードに入りやすくなります。


音楽なしのヨガのメリットも知っておこう
音楽をかけるメリットをたくさん紹介しましたが、「音楽なし」のヨガにも大きな価値があります。
呼吸の音に集中できる
BGMがない環境では、自分の呼吸の音だけが聞こえます。吸う音、吐く音、呼吸の深さやリズム。この「自分の呼吸だけに耳を傾ける」体験は、ヨガの本質に近いものです。
静寂の中での瞑想
瞑想の最終的な目標は、外部の刺激から離れて内側に意識を向けることです。音楽は補助輪のようなものであり、瞑想が深まるにつれて不要になっていくという考え方もあります。
環境音を楽しむ
窓を開けて風の音、雨の音、鳥の声をそのまま BGMにします。これも素敵なヨガの楽しみ方です。人工の音楽にはない「今この瞬間」を感じられるのが魅力です。
- まずは音楽ありで始めて、慣れてきたら音楽なしにも挑戦してみよう
- 音楽あり・なしを日によって使い分けるのもおすすめ
- 瞑想を深めたい日は無音がベスト
- 「正解」はないので、自分が心地よいと感じるスタイルを大切にしよう
自分だけのヨガプレイリストを作るコツ
既存のプレイリストを使うのも良いですが、自分だけのオリジナルプレイリストを作ると、ヨガの時間がもっと特別なものになります。
レッスンの流れに合わせて曲順を組む
ヨガのレッスンは通常「ウォーミングアップ→メインポーズ→クールダウン→シャヴァーサナ」という流れで進みます。この流れに合わせて、穏やかな曲→やや活動的な曲→静かな曲→ほぼ無音に近い曲、という順番で並べると、音楽が練習のペースメーカーになってくれます。
曲数の目安
60分のレッスンなら10〜12曲程度が目安です。1曲あたり5〜6分の曲を選ぶと、ちょうど良い長さになります。プレイリストの最後に1〜2曲余裕を持たせておくと、シャヴァーサナの時間が延びても安心です。
定期的に入れ替える
いつも同じプレイリストだと飽きてくるので、月に1回程度は新しい曲を入れ替えましょう。ただし、シャヴァーサナ用のお気に入りの曲はそのままにしておくのもアリです。「この曲が流れたらリラックスする」という条件付けが自然とできあがります。
まとめ
ヨガに合う音楽を選ぶことで、自宅でのプラクティスがワンランク上の体験に変わります。ヨガのスタイルに合わせてBGMのジャンルを変えるのがコツです。SpotifyやYouTubeで気軽にプレイリストを探せるので、まずはいくつか試聴して自分のお気に入りを見つけてみてください。
音楽という小さな工夫で、毎日のヨガがもっと楽しく、もっと深いものになるはずです。
参考リンク:SOELU ヨガの曲・音楽おすすめ10曲 / NOA ONLINE ヨガにおすすめの音楽 / YOGA STORY ヨガレッスン中の音楽の選び方
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