ヨガのレッスン中に「ウジャイ呼吸で」と言われて、「どうやるの?」と戸惑った経験はありませんか?ウジャイ呼吸は「勝利の呼吸」とも呼ばれ、集中力とリラックスを同時に高められるヨガならではの呼吸法です。
アシュタンガヨガやヴィンヤサヨガでは、ポーズの最中ずっとウジャイ呼吸を続けることが基本とされています。マスターすれば、ヨガの練習が格段に深まる重要なテクニックです。
この記事では、ウジャイ呼吸の正しいやり方からコツ、期待できる効果、注意点まで詳しく解説します。

🐢 ナビ助のおすすめ!
ホットヨガ、どこで始めるか決まってる?

- ✅ 全国に店舗があり、通いやすい場所を選びやすい
- ✅ 初心者向けのプログラムが用意されている
- ✅ 体験レッスンから始められる
- ✅ 受講したい時間帯で予約を取る形式
※体験レッスンの内容・料金は公式サイトでご確認ください
⭐おすすめ記事
ホットヨガのスタジオ選びで迷ったら、こちらもどうぞ。

🧘 ヨガとあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください
ウジャイ呼吸とは
「勝利の呼吸」の意味
ウジャイ(Ujjayi)はサンスクリット語で「勝利」を意味し、「ウジャイプラーナーヤーマ」とも呼ばれます。喉の奥を軽く収縮させながら鼻呼吸を行い、「シュー」または「ハー」という特有の音を出すのが特徴です。
この音は、波が引いていく海のような響きにたとえられることもあります。
なぜウジャイ呼吸が重要なのか
ウジャイ呼吸は、ポーズの最中に呼吸のリズムと深さを一定に保つための「アンカー(いかり)」の役割を果たします。動きが激しくなっても、ウジャイ呼吸を維持することで体の内側から熱を生み出し、集中力を切らさずに練習を続けられるのです。
ウジャイ呼吸の正しいやり方
ステップ1:口から練習する
まずは口を開けた状態で練習します。
1. 楽な姿勢で座り、背筋を伸ばす
2. 口を開けて「ハー」と息を吐く(寒い日に手を温めるイメージ)
3. 同じように口から「ハー」と息を吸う
4. 喉の奥がわずかに狭くなる感覚を覚える
ステップ2:鼻呼吸に切り替える
口で感覚をつかんだら、口を閉じて鼻呼吸に移行します。
1. 口を閉じ、喉の奥の軽い収縮を維持したまま鼻から息を吸う
2. 同じ収縮を維持したまま鼻から息を吐く
3. 吸うときも吐くときも「シュー」という静かな音が聞こえればOK
4. 吸気と呼気を同じ長さ(各4~6秒程度)に保つ
この練習は座った姿勢で行うため、腰が丸まると喉に余計な力が入りやすくなります。お尻の下に高さを出すクッションを使う方も多いです。
ステップ3:ポーズと合わせる
ウジャイ呼吸に慣れてきたら、ヨガのポーズと連動させます。ポーズの動きに合わせて吸う・吐くのリズムを整え、ポーズの最中ずっとウジャイの音を維持することを目指しましょう。


ウジャイ呼吸で期待できる効果
集中力の向上
呼吸の音に意識を向け続けることで、雑念が入りにくくなり、瞑想的な集中状態でポーズに取り組めるようになります。「動く瞑想」と呼ばれるヴィンヤサヨガの本質は、まさにこのウジャイ呼吸にあります。
体内の熱の生成
ウジャイ呼吸を続けると、体の内側から穏やかな熱が生まれます。この内部熱(タパス)は筋肉を温め、柔軟性を高める効果があるとされています。ウォーミングアップの効率も上がります。
自律神経の調整
ウジャイ呼吸は副交感神経を刺激し、リラックスと覚醒のバランスを取る効果があります。活動的でありながら穏やかな状態——いわゆる「フロー状態」に近い心身のコンディションを作り出します。
呼吸の深化
喉の収縮によって空気の流れがゆっくりになるため、自然と呼吸が深くなります。肺活量のアップにもつながり、日常生活での呼吸の質も改善されていきます。
血行促進
深い呼吸と内部熱の生成により、全身の血行が促進されます。手足の冷えが気になる方にも嬉しい効果です。
ウジャイ呼吸の音は「自分にだけ聞こえる程度の静かな音」が理想です。大きすぎる音は喉に無理がかかっているサイン。力まず、自然な収縮を保つことを意識してください。
ウジャイ呼吸でよくある間違いと対処法
喉に力を入れすぎている
ウジャイ呼吸の「シュー」という音を出そうとして、喉をギュッと締めてしまう方がいます。これは喉を痛める原因になるので注意が必要です。喉の奥を「ほんの少し狭くする」程度の軽い収縮が正解です。
呼吸が浅くなっている
音を出すことに意識が向きすぎると、肝心の呼吸が浅くなることがあります。まずは深くゆっくりした呼吸をベースにして、その上で音を加えるイメージで行いましょう。
吸気と呼気の長さが揃っていない
ウジャイ呼吸では、吸う時間と吐く時間を同じにするのが基本です。カウントを数えながら練習すると、リズムが整いやすくなります。
文章だけではつかみにくい感覚なので、呼吸法をまとめた書籍で他の呼吸法と読み比べてみると、自分のズレに気づきやすくなります。
喉が痛くなったり、咳き込んだりする場合は、力の入れ方が強すぎる可能性があります。無理をせず、まずは口を開けた「ハー」の練習に戻りましょう。風邪で喉が炎症しているときは、ウジャイ呼吸は控えてください。
ウジャイ呼吸に関するQ&A
Q. ウジャイ呼吸はヨガ以外でも使えますか?
もちろん使えます。仕事中の集中力アップや、緊張する場面でのリラクゼーションにも効果的です。周囲に聞こえない程度の静かなウジャイ呼吸なら、デスクでも実践できます。
Q. どのくらい練習すればマスターできますか?
毎日5~10分の練習を2~3週間続ければ、感覚がつかめてくる方が多いです。焦らず、まずは座った状態での練習から始めましょう。
Q. ウジャイ呼吸中に息苦しくなったらどうすればいいですか?
すぐに普通の鼻呼吸に戻してください。喉の収縮が強すぎるか、呼吸のペースが速すぎる可能性があります。落ち着いてから、より軽い収縮で再開しましょう。


ウジャイ呼吸を活用するヨガスタイル
アシュタンガヨガ
アシュタンガヨガでは、すべてのポーズをウジャイ呼吸で行うことが基本です。呼吸のリズムに合わせてポーズを移行していくため、ウジャイ呼吸はアシュタンガの練習に欠かせない要素です。1つの吸気で1つの動き、1つの呼気で1つの動きという「ヴィンヤサ」の原則がウジャイ呼吸によって成り立っています。
ヴィンヤサヨガ
ヴィンヤサヨガでも、ウジャイ呼吸がポーズと動きを繋ぐ「糸」の役割を果たします。呼吸の音に導かれるように動き続けることで、瞑想的な集中状態(フロー状態)に入りやすくなります。
動きを止めずにポーズをつなぐスタイルでは、手足が滑るとせっかくの呼吸のリズムが途切れてしまいます。マットはグリップ性で選ぶ方が多いです。
パワーヨガ
運動量の多いパワーヨガでは、ウジャイ呼吸によって体内の熱が効率的に生成されます。体が温まることで柔軟性が高まり、より深いポーズが可能になります。
ハタヨガ
ハタヨガでもウジャイ呼吸を取り入れるクラスがあります。ゆっくりとしたペースのクラスでは、ウジャイ呼吸の練習に集中しやすく、初心者がウジャイ呼吸を学ぶのに適しています。
ウジャイ呼吸の段階的な練習プラン
第1週:口を開けた「ハー」の練習
まずは座った状態で、口を開けて「ハー」と息を吐き・吸いする練習を毎日5分行います。喉の奥がわずかに狭くなる感覚をしっかりと覚えてください。
第2週:口を閉じてのウジャイ呼吸
口の「ハー」の感覚を維持したまま、口を閉じて鼻呼吸に切り替えます。静かな「シュー」という音が聞こえれば成功です。力まず、リラックスした状態で5分間続けましょう。
第3週:簡単なポーズと合わせる
キャット&カウや前屈など、シンプルなポーズの動きにウジャイ呼吸を合わせてみます。吸うときに胸を開き、吐くときに体を丸めるなど、呼吸と動きのシンクロを意識しましょう。
第4週以降:フローシークエンスで実践
太陽礼拝などのフローシークエンスの中でウジャイ呼吸を維持する練習を行います。最初は途中で普通の呼吸に戻ってしまっても構いません。回を重ねるごとに、自然とウジャイ呼吸がキープできる時間が長くなっていきます。
ウジャイ呼吸の日常生活での活用法
通勤電車でのストレス軽減
満員電車でイライラしたときに、周囲に聞こえない程度の静かなウジャイ呼吸を行うと、心が落ち着きやすくなります。口を閉じたまま喉の奥をわずかに収縮させ、鼻呼吸をゆっくり繰り返すだけなので、見た目にはわかりません。
スポーツのパフォーマンス向上
ウジャイ呼吸はヨガ以外のスポーツにも応用できます。ランニング中にウジャイ呼吸を意識すると、呼吸のリズムが安定し、持久力が向上するという実践者の報告もあります。呼吸のコントロール力を養うことで、あらゆる身体活動のパフォーマンスが底上げされます。
呼吸のリズムが整っているかどうかは感覚だけでは判断しづらいので、心拍数が確認できるウォッチを併用している方もいます。
プレゼンや面接前のメンタル調整
緊張する場面の前に、1~2分間のウジャイ呼吸を行うと、心拍数が安定し、頭がクリアになります。深い呼吸と喉の微細な収縮に集中することで、余計な不安から意識が離れ、本番に集中しやすくなります。
ウジャイ呼吸に関する科学的な知見
ウジャイ呼吸の生理学的な作用として、喉の収縮が迷走神経を刺激し、副交感神経系を活性化させるという報告があります。これにより心拍数の安定や血圧の低下といった生理的な変化が起こり、リラクゼーション反応が促されます。
また、ウジャイ呼吸の特徴的な「シュー」という音は、呼吸のリズムを安定させるフィードバックの役割を果たします。音が一定であれば呼吸も一定である証拠であり、呼吸の乱れにいち早く気づくためのモニタリングツールとしても機能しています。この自己フィードバック機能が、ウジャイ呼吸を「意識的な呼吸法」として特別なものにしているのです。
まとめ
ウジャイ呼吸は、喉の奥を軽く収縮させて独特の音を出しながら行うヨガの呼吸法です。集中力の向上、体内の熱生成、自律神経の調整、呼吸の深化といった効果が期待でき、ヨガの練習を格段にレベルアップさせてくれます。
まずは口を開けた「ハー」の練習から始め、感覚をつかんだら鼻呼吸に移行しましょう。毎日少しずつ練習を重ねることで、自然とウジャイ呼吸がヨガの一部として身についていきます。
ウジャイ呼吸についてさらに学びたい方は、ヨガジャーナルオンラインのポーズ辞典や、zen placeのコラムが参考になります。また、YOGA STORYでもヨガの呼吸法に関する詳しい解説が掲載されています。
📦 この記事で紹介した商品
⭐おすすめ記事
ホットヨガのスタジオ選びで迷ったら、こちらもどうぞ。



🐢 ナビ助のおすすめ!
ホットヨガ、どこで始めるか決まってる?

- ✅ 全国に店舗があり、通いやすい場所を選びやすい
- ✅ 初心者向けのプログラムが用意されている
- ✅ 体験レッスンから始められる
- ✅ 受講したい時間帯で予約を取る形式
※体験レッスンの内容・料金は公式サイトでご確認ください
🧘 ヨガとあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください


